ウィリアムズCODのミシェル・カルボナーラがオーストリアGPで2戦連続の勝利。
2018年06月15日

ウィリアムズCODのミシェル・カルボナーラが、オーストリア・レッドブルリンクで勝利した。これでドライバーズランキングは2位のセバスチャン・ベッテルに25ポイント差の1位になっている。
FP1では単独のクラッシュ、FP2ではタイヤのバーストとブレーキの不調。パワーユニットの不調にも悩まされた。FP1、FP2合わせての周回はたった15周。セッティングもままならないままFP3でも燃料ミックスを上げるとパワーを失うハプニングに見舞われた。だがそのあとコースに復帰し、タイムとしてはまずまずのタイム。しかし、FP3終了後、ミシェルは不満そうに
「メルセデスはもっと努力をするべき。」
とだけ答えた。同じ週末にはメルセデスがミシェルに来季のシートをオファーした。との報道もあっただけに、メルセデスとウィリアムズCODの間には不穏な空気な流れたが、予選ではトラブルもなくポールポジションを獲得。決勝でもポールトゥウィンを決めた。勝利後の会見でミシェルは
「この週末、チームがそれほど良いマシンを作れないと思っていた。それは私自身のコンディションやドライビングの精度も含めた上でね。だけどチームはFP3が終わるまでになんとか戦えるマシンを用意してくれた。いろいろな問題は抱えていたけれど、今ここに座っていることは奇跡に近い。(メルセデス移籍の話になると)今は来季のシートについて話をすべき時ではないよ。私はウィリアムズCODのドライバーだ。それ以上でも以下でもない。私は今の状況に満足している。(今言えるのは)それだけだね。」
