カルボオンデマンド、BlackBirdAFCの株式売却を検討か。サポーターの間に不安広がる。

株式会社カルボオンデマンドが、BlackBirdAFCの保有株式のうち3割の売却を検討していることが分かった。カルボオンデマンドはクラブの実質的な親会社で、多額の補強費用の捻出やスタジアム改修など、これまでに5億ユーロ近い投資をクラブに行っている。
そんな多額の出資を失うことになれば、多くのスター選手を放出しなければならない事態になりかねない。
そもそもなぜ、カルボオンデマンドは株式売却を検討しているのか。関係者は我々には見えない裏事情を語ってくれた。
「一番大きいのは、前GMのピボルカ氏解任だ。ピボルカは元々カルボオンデマンドの映像販売セクションであるCODクリエイトの代表を務めていた人物。カルボオンデマンドの軽戊代表取締役兼CEOからの信頼も厚かった。そんな人物にクラブが「NO」を突き付けたことで、カルボオンデマンドの信頼を失った可能性が高い。」
企業業績自体は好調で、過去最高の収益を期待されるなかでの事態だ。
現在株式はカルボオンデマンドが70パーセント。株式会社くちばしが30パーセントを保有している。以前株主であった株式会社チャオズフーズ東海はCarbo on Demand LSによって経営再建中であり、売却先として正しいとはいえない。そうなればおのずと売却先がこれまでクラブとは直接関係なかった企業になる可能性が高くなる。
「一説にはスタジアム運営権を持つB-rex Companyが株式を取得するという話もあったが、無かったことになったようだ。現在一番可能性があるのは、株式会社ポルカレコード&ミュージックだが、現在売却が検討されている3割だけでも総額で7000万ユーロ。なかなかそれだけの額を払える企業がいるとは思えない。」
クラブとカルボオンデマンドの間にできた溝が埋まることはあるのだろうか。最悪の事態にブライトンのサポーターは戦々恐々としている。
