パーシー・ヴィロコヴィッチにドルトムントが正式オファー。

2017年11月26日

 ドルトムントがBlackBirdAFCのストライカーを狙っている。ドイツ人FWのパーシー・ヴィロコヴィッチに対し、ドルトムントは移籍金3200万ユーロで正式オファーを出す。と、ドイツ・キッカーが報じている。

 ドルトムントはガボン代表のオーバメヤンがクラブからの信頼を失い、怪我から復帰したドイツ代表のシュールレもCFの位置に入ってはいるが本業はサイドのプレーヤーだ。守備で貢献でき、しっかりと走れ、戦術理解も高くチャンスをモノにできるストライカーはそうはいない。その中でBFCのパーシー・ヴィロコヴィッチはそのストライカーの中に含まれるプレーヤーだ。

 またヴィロコヴィッチは現在、ハシ・ビロコ、ミサッティ・ベルチオーニといったスターの中で出場機会をコンスタントに得られているとは言えない。若きストライカーが自らのキャリアのためにドイツ行きを選んでもおかしくはない状況だ。BFCのハッシェ・ベローSDは以前ヴィロコヴィッチについて

 「優秀な選手を手元に置いておきたいのはどこのクラブも一緒だ。しかし、それがクラブの経営の状態やその選手の状態によって変化するのも一緒。幸い、今我々は選手を売らなければいけないような状態にはないし、彼(ヴィロコヴィッチ)に問題があるわけでもない。彼は優秀だし、若い。ベンチを温める日々が続いても腐ることなくいつでも試合に出れる状態をキープしている。」

 と、ヴィロコヴィッチ放出の可能性は極めて低いと明言している。ヴィロコヴィッチ自身がそれを望めば話は別だが、ヴィロコヴィッチも以前取材陣に

 「僕はまだこのクラブに何も遺せていない。そんな状況で自らクラブを出ていくことはない。絶対にありえない。」

 と、BlackBirdAFCから移籍することに関して「ありえない」と強く否定している。ドルトムントがどれだけ彼を欲しいと願っても、今回ばかりはその願いは叶いそうになさそうだ。

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