ペルー人DFのタパ・デ・エンパナーダとBlackBirdAFCが2年契約で合意。「一日も早くポジションを」
2017年10月29日
BlackBirdAFCがピエルク・ヤポンスキの代役としてペルー人DFのタパ・デ・エンパナーダ(22)と契約合意した。移籍金は350万ユーロで、2年契約の総額45万ジンバブエドルとなるようだ。
攻撃的かつ速いDF
エンパナーダの武器はなんといってもその脚力と前への推進力にある。ペルー1部のFBCメルガールでは4-3-3のLSBで起用され、DFながらリーグ戦で6得点を挙げており、そのすべてがドリブルで持ち込んでのゴールだ。クロスの精度も高い。だが、課題は山積している。まずは守備面。マークを外されることが多く、裏を取られる場面が多くある。ペルーではその脚力で裏を取られても追いつくことができたが、プレミアでそれが可能かと言われれば答えはNOだ。そしてフィジカル面でも不安がある。
サディオ・マネやアントニオ・バレンシア、アレクシス・サンチェスといったプレーヤーとマッチアップが増える中で、エンパナーダのフィジカルでは対応が難しい面も出てくるであろう。快足というだけでなく、足元の技術を一刻も早くものにすることが、彼がプレミアで生きていくためのまず最初の試練となりそうだ。