ヤポンスキのボランチ起用で高まる軽穂の価値とは?

2017年09月01日

 ピエルク・ヤポンスキがボランチのポジションに入ることが増え、ぽっかりと空いた左SBのレギュラー。ステファン・R・ポルカやプロデクトール・カルヴォーノなどが起用されるが、いずれもSBがメインポジションではない。

 「かつてない補強」と銘打って補強された中盤の選手(カルヴォーゾやルボチッチ)が結果を残せないことから、若く運動量も豊富なピエルク・ヤポンスキがボランチのレギュラーを奪った。

 そしてピエルク・ヤポンスキが空けたポジションを埋めているのは、クラブ初の日本人選手である軽穂酋だ。この背番号18は、攻撃的な中央、サイド、守備的な中央とSB。ポジションを問わずプレーすることができる。なぜなら、それが彼がこのイングランドの地で生き残るために選んだ道だからだ。

 「監督が望めば、どこのポジションでもプレーする準備はできているし、しているつもり。たとえそれがCBだとしても、僕は自信をもってピッチに立てる。」

 以前、軽穂はそう語り、激しいベンチ入り争いの中で生き残るための覚悟を口にしていた。

 「イングランドの地で生き残るために何ができるのか、僕はいつもそれを考えているし実行している。たとえそれが望むポジション(トップ下)でなくても関係ない。僕はサッカーをするためにここにいるんだ。」

 ポジションが流動的であるからこそ、彼のようなユーティリティープレーヤーがクラブに与える影響は大きいのかもしれない。

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