ヤポンスキはクラブの大黒柱になれるのか。若きポーランド人DFに与えられた課題。
2017年09月02日

ロコー新体制となり、それまでレギュラーを固定できずにいたアンカーに若きポーランド人DFが固定され始めた。ピエルク・ヤポンスキは21歳ながらすでにこのクラブに入団して3年。加入から一貫して左SBのポジションを守ってきた。
運動量はイングランドでもトップクラス。そんな未来ある選手にロコー監督が与えた試練は、中盤の底での守備と攻撃参加だ。
ヤポンスキも、DFラインから見える景色と、現在の景色に戸惑っている。
「以前までは相手を背負ってプレーすることはあまりなかった。どちらかといえば前で抑えるのが僕の仕事。ライン際まで追い込めば、僕の仕事は半分終わっていた。だが、今は違う。攻撃も守備も、僕の前後左右にはスペースがある。それを生かすも殺すも僕次第、やりがいはあるが、まだ適応はできていないと思う。」
それでも彼は与えられたポジションを全力でこなすことに喜びを感じるという。
「僕のパスで試合が動く。僕の動きですべてが変わる。一瞬でも気が抜けない場所で僕はサッカーを楽しめている」
彼は試合後のインタビューをそうしめくくった。