BlackBirdAFC、主力の流出止まらず。トム・ワトソンがシティへ2年契約で移籍合意と報道。

マンチェスター・シティが、BlackbirdAFCのウインガーで元アメリカ代表のトム・ワトソン(28)と2年契約で移籍合意した。と英・ガーディアンが報じた。移籍金は2300万ユーロとみられている。
止まらない主力組の流出
ピエルク・ヤポンスキがリヴァプールに移籍し、そう時を経たずしての移籍。噂では、ワトソンがCL出場を強く願っていたためといわれるが、真相はまだわかっていない。BlackBirdAFCは未だ公式のコメントを発表していないからだ。シティ側も獲得の発表はないが、代理人のマーク・ヤコブセンは「すでにトムの移籍は決まっている。」とコメントしている。
ガラスのレフティ
ワトソンは右のウイング、またはウィングバックで起用されることが多く、近年ではその速さと決定力を武器にしてきた。加入当初はケガが多く、ガラスのレフティという名でサポーターは彼を呼ぶ。
代役にはインベスティガトーレ?実弟のサム・ワトソンの名も
トム・ワトソンの代役としては、同ポジションのエルファー・インベスティガトーレが挙がっている。そして、トム・ワトソンの実弟、サム・ワトソン(24)が補強リストに入っているとみられ、サムが所属するアタランタ・ユナイテッドFCは、「獲得というか、交渉というか、まだそこまでの話し合いには発展していない。ただ、(サム・ワトソンについて)最近どうだい?くらいの連絡はあった。」と、BlackBirdAFC側から連絡があったことを認めた。
そもそもクラブとして、正式にトム・ワトソンが移籍合意したという事実はなく、そのためおおやけにサム・ワトソンに接触することは安易だったのだろう。
ともかく、なんらかの手を打たなければ主力組の流出は止まらないと考えられ、フロントには一刻も早い対応が求められる。