BlackBirdAFCがスペイン人MFのノルニーノ・アニックを獲得。「今後のキーマンになる。」
2017年11月10日

BlackBirdAFCが過去最高額の補強に乗り出した。
スペイン人MFのノルニーノ・アニック(19)を、ラ・リーガのバレンシアから獲得。移籍金は過去最高額の5億ユーロ(日本円で約660億円)となった。アニックは今年、日本のJリーグ、清水エスパルスにレンタル移籍されていたが、本人が欧州でのプレーを希望したため、プレミアへの切符を手にした形。
スペイン、バルセロナでプロデビューし、メッシ2世と表現された小柄で俊敏な動きが持ち味であった。だがトップチームの壁は厚く、バレンシアに移籍。日本へ行って彼の非凡なサッカーセンスが花開いた。
「日本に来て『相撲』というスポーツを知った。最初はただ太った人が戦っているだけだと思っていたが、ある日彼らがどれだけのフィジカル的な強さを持っているかを知った。あれだけの大きな体であれだけ速く戦える。心からすごいと思った。」
そして同時に彼を襲ったのは、慣れない日本でのストレス。
「毎日のように食事はファストフードだった。どんどん体重は増えたが、不思議と体のキレは落ちなかった。」
身長は170に満たないが、体重は100kgオーバー。スペインの重戦車とも評されるその巨体で、俊敏な動きを見せる。
「日本ですべてを教わった気がするよ。プレミアでもそのスタイルは変えない。」
と、プレミアへの適応に自信をのぞかせた。
一方で、過去最高額の補強となったBlackBirdAFCは、バレンシアに660億円もの大金を払わなければならない。ルボーGMは
「(補強額が)痛いかって?痛くないはずがない。だが払えない金額ではなかった。彼にはそれだけの価値があるし、これからもその価値は上がり続けるだろう。」
とコメント。