PSG、BlackBirdAFCのミサッティ獲りへ4度目の正直「かつてない本気度」
2017年08月16日
先日ネイマールが移籍を決めたパリ・サンジェルマン。幾度となくBlackBirdAFCのFW、ミサッティ・ベルチオーニを獲得しようと動いてきた。しかし、3度オファーを出して直接代理人と交渉をできたことは一度と無い。それだけミサッティのブライトンへの愛情は強く、またブライトンのサポーターからミサッティへの愛も強い。
だが、今回ばかりは話が違うようだ。
PSGはすでに2年の契約が残るミサッティの移籍金として1億4500万ユーロ(日本円で約190億円)を用意していると報じられており、待遇もこれまでにないほどだという。
そして一番重要なのは、ミサッティの心がCLに動いていることにある。BlackBirdAFCではCLの出場機会に恵まれず、ヨーロッパの大舞台で自分の力を試したいというミサッティの心境の変化があるという。だが、先に獲得し、すでにリーグ戦にも出場したネイマールの存在が、逆にミサッティをイングランドに引き留める要素になりうると、元BlackBirdAFCのカル・ヴォ・ピー(元マダガスカル代表)は言う。
「ミサッティは主に左で起用されることが多い。左ウイングや左のトップを務めてきたからね。だが、ネイマールの得意とするポジションも同じだ。それがミサッティの出場機会に直結するかはまだわからないが、それを気にするのが通常の選手心理だろう。しかし、ネイマールが左でプレーしたのはバルサだったから。PSGで中央のポジションを担うことになれば、ミサッティの移籍は一気にPSG側有利に傾く。」
PSGが「かつてないほどの本気度」でミサッティを狙う以上、BlackBirdAFCもかつてない本気度でCL出場を狙う必要がありそうだ。